高知の「よさこい鳴子おどり」、徳島の「阿波おどり」に代表されるような、愛媛松山にも新しい“名物おどり”を・・・と、考案されたのが「伊予の松山鼓踊り」でした。
昭和41年『第一回 松山おどり(後の「松山まつり」)』で披露されましたが、評判は悪くなかったものの新作おどりということもあり、松山市民への普及にはあと一歩及びませんでした。
そこで、市民に親しまれていた郷土芸能「野球拳」をアレンジした『野球拳おどり』へと引き継がれました。
昭和45年『第五回 松山おどり(後の「松山まつり」』で初お目見えした『野球拳おどり』。
民謡調・ロック調のリズムに合わせて「野球をイメージしたアクションやお囃子、衣装」でおどりを披露します。
各連の目標は優勝。
踊り手の情熱あふれる演舞に観客も魅了され、松山の街は熱気と興奮に包まれます。
『野球拳おどり』は松山の熱い夏を彩る風物詩となっています。
メディア
新聞
-
広報まつやま 2015年9月1日掲載。
画像をクリックすると、拡大します。